レザークラフトの工具の手入れや調整法などについての説明を中心に紹介するページです。
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工具の仕立て

ネジ捻の調整


 縫い代線を引いたり、飾りの線を引いたりする道具にネジ捻があります。利用範囲の広い便利な道具だと思います。

 仕立て方によって、使用感が大きく変わります。市販の状態は、これから道具を作るための素材だと思ってください。

 刃の先端の幅や長さの調整によって、いくつかの用途に合わせて使い分けると良いかもしれません。自分の作業に合わせて作ってください。



「標準的な仕立て方」

1. 2.
 これは、ごく一般的に販売されているネジ捻です。  刃の角度が気になるので伸ばしてしまいます。
(2007年5月 追記)
 この刃の曲げ具合ですが、このページを作った頃には、必要以上に大きく曲げられている印象でした。その後、この曲げ具合は穏やかになってきたような気がいたします。製品の状態をよく見た上で、上記の作業は必要に応じて行ってください。


3. 4.
 刃を伸ばして、まっすぐにして刃先を合わせました。市販品はどうしてあんなに曲げているんでしょうか。知っている人、教えてくださいませんか。  柄の尻を叩いて、柄にしっかりとすげます。甘いことが多いのです。叩く反作用で入っていきます。革包丁などでも行います。


5.
 片方の刃を、革のコバに沿わせて線を引く道具です。そこで、革のコバに沿わせる刃のほうが少し長くなるように、金工ヤスリで削ります。仕上げは耐水ペーパーで。ペーパーで刃先の幅の微調整をし、刃の内側も研磨します。
 刃の長さの差は0.5〜1.0ミリの間でしょうか。実際に線を引いてみて、やりやすければOKです。


6.
 ネジ捻のネジが緩いと、刃がガタついて幅が安定しません。金床の上にネジ捻を置き、イモ槌でネジのカシメ具合を調整します。これは、重要です。



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「もう一手間」


 左は、ごく一般の市販品そのままの状態。右は私が加工した物です。

 加工してある最も大きな点は、ネジから先の部分を短く切っていることです。これで断然使いやすくなります。金ノコで簡単に切ることが出来ますので、上記の標準的な仕立てに加えて、やってみてください。

 標準的な仕立て方の5.の左側の写真をよく見ると、刃の部分にマジックで線が引いてあります。だいたいその線のあたりが使いやすい長さです。少しの長さ調整で、使用感がかなり変わります。力が逃げなくなります。

 左利きの人は、先端を切るときに右利き用とは逆の角度を付けて、左利き用の形に変えてしまえば、使いやすくなると思います。最初から左利き用の製品もあるのかもしれませんが…。


刃の長さや形状は、自分で使いやすいように加工しましょう。


革のコバに当てるとこのような感じ。
ネジ捻の持ち方は、革包丁と同じ。

切っ先は少し丸い。
このように手前に傾けると、カーブは引きにくい。



「柄が割れた時は」


 左の写真は、柄をすげるときに、強く叩きすぎて柄が割れてしまった物です。

 下のネジ捻などは、口金が付いていると思って油断してしまったら、とんでもないところまで割れてしまいました。

 こういう時は、ステンレスなどのワイヤーで補強すれば大丈夫です。

 逆に、穴が大きくてしっかりすげられないようなときは、竹や木を削った小片を穴に一緒に入れてやります。これで、しっかりすげることができます。柄にすげて使用する工具の、共通の作業です。


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