TUZIE.JP
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阿部さんは、銀のアクセサリーを中心に製作しています。
作品にはほどよい手作り感があります。整いすぎず荒すぎず、銀の素材感や手作りの雰囲気が伝わってきます。手作業の痕跡が感じられるところが魅力ですね。
金属の加工法にもいろいろなものがあって、溶かした金属を流し込む製作法や、最近では銀粘土という素材もありますね。
阿部さんはと言うと、もともと金工の伝統工芸を勉強された方で、アクセサリー作りでも地金から加工して、伝統工芸の技法を応用して製作しています。
技法としてはシンプルに、切る・彫る・削る・叩く・磨くという基本的な加工の積み重ねによります。それだけに直に手で作られるという感覚に近いかもしれません。それが作品に手作り感として現れているように見受けられます。
作品のモチーフも幅広く、優しげなものからハードなものまで、いろいろな感覚の作品を製作されています。道具も増やしてきているようですし、技法の幅を広げる意欲も十分なので、これからまたひと味違った作品が生まれてくるのではないかと、楽しみにしています。
大げさなキャッチコピーを付けるでもなく、自然体でさりげなく銀物を作っているという雰囲気が良いですね。 |

阿部さんの物作りのペースはかなりのものです。デザインが思い浮かぶと、もう作らずにはいられないようです。
製作を依頼した時でも、とっても早く仕上がってきます。もう、銀物を作りたくて作りたくて仕方がないと言った様子です。銀を加工したいという衝動を、いつも持っているようですよ。
普通高校に一度入学しながら、工芸の勉強がしたくて翌年工芸学校に入学し直したという経歴の持ち主ですから、根っからの物作り好きなのですね。
阿部さんの仕事の早さを見習いたいと思っているのですが、私の仕事は超遅い。私も革物を作りたくって仕方がないはずなんだけど・・・。
家事をするお母さんの顔も持っている阿部さんですが、物作りとの切り替えは見事です。これから作品の表情もさらに幅のある物になっていきそうな気配がありますし、どのような銀物ができてくるのか楽しみです。
余談ですが、料理も手早く上手らしい。ラーメンは食べると決めた日の3日前から仕込みを始め、じっくり作るんですって。10年以上研究しているというその味を、一度食してみたい・・・。 |
画像:阿部 文章:辻永
画像に関わる権利は、AGUL・阿部さんに帰属します。
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