革工芸・レザークラフトの道具・工具の手入れや調整法などについての説明を中心に紹介するページです。
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 私なりのレザークラフト用の工具の調整法や、必要に応じて自作した特製工具などを紹介します。工具に関しての考え方や調整法などは、人により違いますので、私のやり方もその中の一例として、参考程度に見てください。

 なお、工具類は仕様変更などが行われたり、新しい工具が発売されたりすることがありますが、それに合わせたそれぞれの更新は難しい場合がありますので、工具についての情報は、このページに載せていきます。



「2008年10月に発売された工具類」(2008.10.20)

 今回紹介するのは、協進エルから発売されるものです。どれもおすすめできる良い工具です。




 ステッチンググルーバーです。刃が中央にあり、ガイドがスライドするようになっています。刃の向きを変えることによって、右手でも左手でも同じように使うことができます。合理的に設計された製品だと思います。溝を切るだけでなく、捻引きするためのパーツがついています。





 左の画像が溝を切っている様子です。右の画像は捻引きしている様子です。溝切りの刃は十分な切れ味です。捻引きは、細く小さな刃で捻引きするので、線が楽に深く入ります。ネジ捻が苦手という人が時々いらっしゃいますが、そういう人にも使いやすいと思います。付属する説明書では、溝切りは太めの糸、捻は細めの糸というような使い方を勧めているようです。





 それぞれ、ガイドを外した画像です。任意の位置に溝を切るグルーバーにもなりますし、捻にもなります。





 替え刃式の太めのグルーバーです。従来の製品と違って、刃の交換ができるのは良いですね。切れ味もいいです。刃の研磨も従来品より繊細にできていると感じました。





 これは、普及品の面取り(へりおとし)です。価格から考えても、たいへん出来の良い製品です。工具はその時々で仕上がりが変わることがありますが、私が手にしたこの初期ロットは、とてもよく切れますし、見た目もきれいです。サイズは1と2があります。





 こちらは、高級面取り(へりおとし)です。何が違うかと言えば、材質も刃の設計も違います。こちらの面取りは、普及品よりも面がより丸く切れます。先端が角張っているのですが、普及品のように少し丸く削って仕上げると、より高級感が出ますし、幅も少しスマートにするとさらに格好いい道具になりそうです。

 刃先を整えるための丸棒と、刃を削るための耐水ペーパー#1000が付いてきます。従来品よりお得ですね。必ずしもペーパーを使わなくても、丸棒で刃先を整えるだけでも刃の乱れが整って、切れ味が回復する場合も少なくありません。

 研いで使っても長期間使うことができます。製品の設計や製造工程として可能かどうかわかりませんが、曲げ加工する位置を少しずらして先の部分を長めにして、表の角溝も長めに切削されているような外観になれば、長く使えるタフな道具の印象がもっと高まるような気がします。使用感や、全体のバランスに影響しそうな部分ですし、見た目だけでは考えられないことだと思うので、単にデザイン的な私の好みの話ではあります。

 もちろん、切れ味は申し分なく、コストパフォーマンスの高い、よくできた製品だと思います。
 サイズは、1・2・3です。
 




 左は菱目打です。3・4・5・6ミリピッチがあるのですが、ちゃんとこのピッチの数字が柄に刻印されています。3連と6連が揃っておりますので、使いやすいと思います。刃の仕上がりも良いですし、値段も手頃です。6ミリピッチだけは、4連までの商品構成です。

 個人的な好みとしては、3.5ミリピッチくらいの製品があると良いなと思います。3から4に飛ぶのが、ちょっと物足りないですね。それから、6ミリピッチが5連まであると、「おー!」と思っただろうなーと、思ったりしました。道具好きの妄想がかなり入っています・・・。

 右の画像は、ステッチルレットです。仕上がりは良いですし、コマも揃っています。これは高級品ですが、普及価格の製品も出るそうです。






 左はヒシギリですね。太さが左から、細・中・太となっています。刃の幅の調整が少し楽になりますね。刃は短めですが、刃全体が研磨されているところが、従来の製品と違います。貫通抵抗をもう少し減らすように、自分で好みに研いだほうが良いと思いますが、従来よりも仕立ては楽にできると思います。

 右の画像はレースギリです。なかなか使いやすそうな形状です。





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