レザークラフトの工具の手入れや調整法などについての説明を中心に紹介するページです。
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 「その他の工具」という項目を作ったものの、実はあまり思いつく物がありませんでした。ごめんなさい。
 何か思いついた時に、追加していきます。



「広口エンマ」


 口金押さえという名前でカタログに載っておりますが、口金用にはあまり使っていないので、「広口エンマ」と勝手に呼んでおります。

 口に革を張るだけですね。接着剤は普通の合成ゴムのボンドでいいと思います。金属には荒めのヤスリで傷を付けて、接着剤が効くようにします。


 この工具は、口の合わせが大切ですが、傾いていて口がぴったりと合ってくれない製品が、しょっちゅうあります。そういう時には写真のように、口の傾きを修正します。

 まず、狭くなっている側に適当な太さのハトメ抜きなどをはさみます。そして反対側の、これから狭くしたい側を水道レンチなどではさみ、少しずつ様子を見ながら修正します。これで、多少の口の合わせの変形は、直すことができます。

「へら付きへりみがき」


 樹脂成型品なので、バリがあります。細かいペーパーできれいに磨いてから使います。

 半円の部分と、へらの部分ははずすことができるので、はずした部分のバリもとってください。


「革砥」


 革砥です。市販の物もありますが、適当な板に革を貼ればいいですね。

 床に研磨剤を油と一緒にすり込みます。

 研磨剤は赤・青・白の3種類が一般的です。赤は研磨力が弱く、青(緑)は研磨力が強いです。白も研磨力がありますが、革砥には仕立てにくいところがあります。


「ハトメ抜き」


 写真はご覧のようにハトメ抜きではありませんが、私がハトメ抜きの研磨に使っている自作の道具です。回転する革砥と言った道具です。いろいろな工具の研磨に使っています。

 通常のバフなどでいいのですが、ハトメ抜きの刃を磨くと、ハトメ抜きの抜けが良くなり、ぐっと快適に使うことができます。研磨剤は青棒でいいと思います。

 革砥をていねいに掛けても、効果があると思います。


「変わり抜き型」


 ○○パンチといった名称で販売されている抜き型です。しずく型の製品をベルトの穴あけに使用した人が、上記左の写真の5本が次々と壊れてしまうトラブルにあってしまいました。

 私が販売した物でしたので、検証のため、研磨して2本使ってみましたが、やはりすぐに壊れてしまいました。

 壊れ方を見ると形状の問題などもあるようなのですが、何よりも材質がもろいようなので、焼き戻しをしてみました。鋼材の種類はよくわかりませんが、よく言われる200度くらいの焼き戻し温度で処理してみました。

 その後、形状を整えて、研磨しました。見違えるような工具になり、厚い革を抜いても壊れなくなりました。

 この製品、テーパーの付け方などの形状が良くありません。刃の角度にも無理があります。成形工程で無理をしているので鋭角部分に最初からの割れもあります。(手間ですが、成形過程で再度焼き鈍しを入れると解決するのかも。)そして、どうやら熱処理も良くなかったようです。

 そこで私が思いますに、製造業者さんの単価をもう少し上げてはいかがなものかと思います。技術の問題というよりも、単価の問題ではないかと思います。もともと薄物を想定したものなのかもしれませんが、厚物にも対応する工具になって欲しいと思いました。

 価格が上がっても壊れない工具のほうが、購入する人もいいですよね。

(以上の記事は私が販売した製品についてであり、他のメーカーの製品に共通していることではありません。お手持ちの工具で同様の問題があるという人のみ参考にしてください。)

「ガラス板」


 磨きガラス板という名称で販売されている道具です。写真の下がノーマル。上が手を加えたものです。

 まず、面の磨きが雑なので、滑らかに磨きます。それから写真のように、磨きに使う辺の両端のアールを大きくします。私は荒鉋の刃の形をイメージして作りました。

 ダイヤモンド砥石で削り、耐水ペーパーで磨き、青棒で仕上げると良いと思います。使いやすい形状とある程度の研磨ができれば、使いやすいガラス板になります。

 一窓店舗で、特製の磨きガラス板の販売もしております。


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