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9.紙ヤスリ用の当て革

 何年も前から、紙ヤスリ用のホルダーが欲しいなーと思っていました。簡単に作ることができて、使いやすそうなもので、良い物はないかとときどき考えていたのですが、なかなか思いつきませんでした。
 そんな中で、ふとした時にようやく思いついたのが、これから紹介する紙ヤスリ用の当て革です。2枚の革で紙ヤスリをはさんで固定する構造です。
紙ヤスリ用当て革
 もう、見ての通りという代物です。紙ヤスリに当てる革の板状の物。これ以外に言いようのない「当て革」であります。この当て革は、八つ切りの紙ヤスリに合わせて作っています。私はいつも八つ切りにして紙ヤスリを用意しておくので、その紙ヤスリがそのまま使うことができますし、手の小さな私にはちょうどいいのです。


紙ヤスリ用当て革
 さて、紙ヤスリをはずした当て革の写真です。これは当て革を表裏で2個並べて写しました。左の金具の見えるヌメ革の方が持った時に手の側に来ます。右の黒い方はちょうど裏側でヤスリの当たる面になります。黒い物は、滑り止め効果のある発砲素材です。革のカタログでは、ゴムスポンジの名称で販売されているものです。

紙ヤスリ用当て革 紙ヤスリ用当て革
 さて、こんどの写真は、金具(ジャンパードット)をはずして、部品を2枚に分けたところです。まず左の写真をご覧ください。ご覧の通り、基本構造は2枚の革を金具で留めるだけです。2枚の革を重ねた時の内側にも黒い滑り止めの発砲素材を貼っています。革の銀面が見えている方の部品をひっくり返してみると、右の写真のように、ここにも黒い滑り止めが貼られていますね。革の銀面が見えている面以外の3面に滑り止め素材を貼っていると言うことです。

 右側の写真の上に見える白い物は、八つ切りの紙ヤスリです。この紙ヤスリをセットしてみましょう。では、次の写真に行きます。

 
紙ヤスリ用当て革 紙ヤスリ用当て革
 八つ切りの紙ヤスリを当て革に当てて折り込むと。ちょうど金具の手前まで来るようになっています。そして金具をはめて2枚の革ではさむようにすると、右の写真のように薄型で手に収まりやすい紙ヤスリの当て革として使うことができると言うわけですね。

金具の取り付け
 今回の当て革(ホルダー)は、八つ切りの紙ヤスリに合わせて、7センチ角の革で作っています。素材は4.5ミリ厚のヌメをを使いました。金具を取り付けることを考えると、このくらいが限度かと思います。今回使用した金具はジャンパードットの小さい方の金具ですが、メス側の金具の取り付け用の穴は、ハトメ抜きの25号で開けています。

 革については、もっと薄くても大丈夫だと思います。4.5ミリはたまたま手元にあった革の厚さで、ほどほどに厚ければ良いと思います。



紙ヤスリ用当て革
 これは、最初に作った当て革です。2枚の革を合わせて縫い合わせただけです。そこに紙ヤスリを差し入れるだけでも、けっこうしっかりと止まります。


紙ヤスリホルダー
 これらは、市販の紙ヤスリのホルダーです。下の黒いのは、当てゴムですね。この当てゴムも紙ヤスリをしっかり固定できるので、私は気に入っています。上の大きい方は、おもに木を削る時に使っていますが、とっても便利な道具ですね。

 写真にはありませんが、プラスチック製のボディーのヤスリがあり、革のカタログでも「○○ドレッサー」として載っています。カタログにあるのは小さい面のタイプですが、もう少し大きい長方形の面の製品は使いやすいですね。



 今回の紙ヤスリ用の当て革は、実はできたてのほやほやで、仕事ではまだほとんど使っていません。と言うことは、これから欠点がいろいろ出てくるということです。


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